- 住友林業の値引きってどんなものがあるの?
- 住友林業で家を建てたいけど、最大限の値引きを引きす方法を知りたい
「住友林業って、値引きしてくれるんだろうか?」
実は住友林業は、値引きが“特別”ではなく、”当たり前”のように行われているハウスメーカー。
ただし、その金額や対応には明確なルールがなく、「どう交渉するか」で結果が大きく変わります。
同じように家を建てても、“交渉の仕方ひとつ”で見積もりが変わる——それが住友林業のリアルなんです。
だからこそ、値引きをうまく引き出すには、ただ「安くしてください」と言うのではなく、どんな交渉の手札を持ち、それをいつ出すかを見極めることが大切です。
無理な駆け引きをする必要はありませんが、「押さえるべき流れ」を知っておくことが、納得できる契約への近道になります。
ケンちん値引きの方法をたくさん知っておくことで、交渉を有利に進めることができます!
そこで、この記事では住友林業の値引き制度の仕組みと最大限の値引きを引きだす具体的な方法を紹介します。
この記事を読んで、あなたなりのやり方で最大限の値引きを引き出してください。
このブログ(Kenchin HOUSE)では、敷地面積約30坪という限られた土地でも開放感のある家づくりを実現した施主が、その経験をもとに、役立つヒントやアイデアを発信しています!




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値引きの種類|住友林業の主な値引きは6種類
住友林業の値引きの種類は大きく分けて6種類。
(その他、時期や条件などで値引きが受けられることもありますが、主にはこの6種類。)
- 契約時期による割引
- 住まい博での契約特典
- MYHOME PARK 登録特典
- モニターハウスを受けることによる値引き
- オーナー紹介制度による値引き
- 出精値引き
① 契約時期による値引き|時期によって変動する


住友林業では、契約する時期によって値引きの幅が変わることがあります。
大幅な値引きが引き出しやすいと言われているのは、決算月前(住友林業は2月と8月)。
営業に課せられている営業ノルマの目標が決算を目処に設定されており、ノルマ達成のために営業担当も数字を伸ばしたいため、いつもより大きな値引きが提示されるケースが多いみたいです。
ただ、営業担当がノルマを達成している時はその限りではないため、結局運次第と言えるでしょう。



契約時期での値引きは自分ではコントロールできないため、あまり気にしないほうがいいかも。
② 住まい博での契約特典|時期が合えば受けられる


年に一度行われる「住まい博」。
その前後で契約すると、契約特典として100万円分のオプション付帯という特典をもらえることがあります。
(オプション付帯とは表向きの名目で実際にはそのまま値引きしてもらえます。)
また、住まい博は住友林業の標準仕様の設備が一堂展示され、実際に見て、触れて、体験できるとても良い機会。
設備で、悩んでいる人にとっては、絶好の機会なのでぜひ参加することをおすすめします!



ハウスメーカー検討中の方はもちろん、契約直前の方も、開催時期が合えば見逃さず参加を!
③ MYHOME PARK 登録特典|誰でも受けられる




住友林業の「MYHOME PARK」に登録することで、25万円相当の値引きを受けることができます。
「MYHOME PARK」とは、住友林業が運営する“家づくりを見て・学んで・感じる”Web体験型プラットフォームのこと。
実際の間取りや施工例を見れたり、家づくりの流れを疑似体験できるなど、住友林業で家を建てるなら一度はチェックしておきたいコンテンツです。
そして、この「MYHOME PARK」登録すると25万円の値引きを受け取れるーー
ということになっていますが、実際は「登録した」と口頭で伝えるだけでも適用されるケースがほとんど。
ほぼ“全員サービス”のような位置づけになっています。



誰でも受けられる特典のため、特別に気にしなくても問題ないでしょう!
④ モニターハウスを受けることによる値引き|協力すると受けられる


モニターハウスとは、自分が建てた家を他のお客様に見学させる制度のこと。
これを受けることで、見学協力分の値引きを受けることができます。
住友林業としてもリアルな建築事例を見せられるのはメリットが大きく、「展示場などでは伝わらない住まいの魅力」をお客様に伝える良い機会になります。
そのため、協力に応じるとそれに応じた値引きが受け取ることができます。



「他人に家を見せるのは全然気にならない」という方にとっては、自然に値引きを上乗せできる、見逃せない手段です。
⑤ 紹介制度による値引き


実は、住友林業にも紹介制度があります。
この制度を利用すれば、周りのスミリンオーナー(住友林業で家を建てた方)から紹介を受けることで、通常契約よりも優遇された対応を受けることができます。
その特典のひとつが「通常よりも大きい値引き」なんです。
また、値引き以外にも家づくりをすすめるうえで嬉しい特典が用意されています。
- 優秀な担当がつく
- 豪華なオプションが無料でサービスされる
|紹介制度の利用方法
紹介制度の利用方法はとてもシンプル。
展示場に行く前、または住友林業に資料請求をする前に、紹介制度に申し込むだけ。
とはいえ、こんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
「身近にスミリンオーナーがいないので、紹介を受けられない…」
「自分は紹介制度を使えるのか、よくわからない…」
そんな人もご安心ください。
本ブログでは、住友林業の紹介制度の仕組みからメリット、利用できる条件までを分かりやすく解説しています。
さらに、この記事から実際に紹介制度の申し込みも可能です!
「せっかくなら少しでもオトク建てたい」そんなあなたは、以下の記事をチェックしてみてください!
”紹介値引きの上乗せ”や”担当スタッフの優遇”など、たくさんの特典を受けることができる「住友林業の紹介制度」。
「紹介制度」を利用する条件はただ一つ。展示場に来場したり、資料請求をする前に「紹介制度」の申込みをしておくこと。
▼以下の記事では住友林業で家を建てるなら、絶対に活用してほしい「紹介制度」について詳しく解説しています。
家づくりで少しでも失敗したくないと思うなら、必ず読んで欲しい記事ですので、ぜひチェックしてみてください!


⑥ 出精値引き(営業裁量による自由枠)


住友林業で最大限の値引きを引き出そうと思ったときに、最も鍵を握るのがこの「出精値引き」です。
名前だけ聞くと少しわかりにくいですが、”出精値引き”とは交渉次第で大きく変動する“自由枠”。
支店長など、支社の予算をコントロールできる立場の人が、状況に応じて割り振ることができる値引き枠のことを指します。
つまり、明確な金額の根拠があるわけではなく、営業担当者の頑張り次第で大きく左右される値引きです。
たとえば、担当営業が「なんとしてもこのお客様と契約したい」と感じれば、上司への交渉をして、限界ギリギリまで値引きを引き出してくれることもあります。
そのため、この項目こそが交渉の本番。
出精値引きをどれだけ大きくできるかで、最終的な契約金額は大きく変わります。
最大限の値引きを引き出すコツ
ここまで、住友林業で利用でいる値引きの方法を紹介してきました。
ここからはできるだけ値引きを限引き出すコツ5つを解説していきます!
- 相見積もりを取る(条件を揃える)
- 契約前にオプションを見積りに含める
- 外構もセットで契約する
- 契約当日の流れをシミュレーションしておく
- 「住友林業が好き」という熱意をしっかり伝える
① 相見積もりを取る(条件を揃える)


家づくりを進めるうえで、相見積もりは必ず取るようにしましょう。
できれば、3社程度から見積もりを取るのがおすすめ。
「相見積もり=価格を安くするため」と思われがちですが、実はそれ以外にも相見積もりをとることのメリットがあります。
- 価格の妥当性がわかる
他社と比較することで、「この金額は高いのか、安いのか」が客観的に判断できます。 - 提案力や対応力を見極められる
各社の“間取り提案”や“標準仕様の説明”の仕方にによって「信頼できる会社かどうか」を見極める判断材料になります。 - 理想の家のイメージが明確になる
複数の提案の比較を通して、「自分がしたい理想の暮らし」がよりクリアになります。



相見積りは単に値段交渉のために行うのではなく、自分の家づくりの軸を見つけるための大切なステップです。
相見積りの条件はできる限り揃える
相見積りの条件は、すべてのハウスメーカーで同じ条件に揃えてください。
条件をそろえることで、値引きを部分的に引き出しやすくなります。
② 契約前にオプションを見積りに含める


契約前にもらえる見積りには想定しているオプションはもれなく入れてください。
つける可能性があるオプションを見積りにいれることで、様々なメリットを受けることができます。
- 値引きは「本体工事費の◯%」という算出のしかたなので、総額が高いほうがオトク
契約後のオプションは値引き対象外。
将来つける可能性のあるオプションは見積りに含めて置くことが重要。 - 「本当の総額」が見えることで、無理して契約することがなくなる
見積りで「実際に支払うことができるのか?」の判断材料にできる。
無理なく返済できる予算を設定しよう。 - オプションを含めておくことで、契約後の増額が少なくなり、予算オーバーの可能性が減る
結果として、「住友林業で建てたのに、平凡な家になってしまった。」を防げる。
③ 外構もセットで契約する


外構工事を住友林業緑化に依頼する予定がある方は、建物と外構を「セット契約」として提示することで値引きを引きだすことができます。
住友林業側にとっては「本体(建物)+外構」の一括受注は魅力的。
契約金額が大きくなるぶん、上司への値引き申請が通りやすく、通常より柔軟な価格対応を引き出せる可能性があります。
さらに、建物と外構を同時に検討することで、デザインや動線の統一感が取りやすく、完成後の満足度も高まりやすい点もメリットです。
一方で注意も必要です。
家本体の契約と同時に外構まで決めてしまうと、外構では相見積もりを取らないまま契約となり、割高になるリスクがあります。



家本体の契約をしていない段階では、他社の外構の見積りはだしてもらえません。
つまり、「値引きのためのセット契約」は有効ですが、外構の内容・相見積もり・時期を含めて十分に検討したうえで慎重に進めることをおすすめします。
④ 契約当日は“出精値引き”を引き出すチャンス


契約直前に、支店長など決裁権のある人が同席する最終打ち合わせが入ることがあり、この日はまさに最後の交渉チャンス。
当日は、事前に「どんな流れで交渉を進めるのか」をシミュレーションして、最大限の出精値引きを引き出しましょう。
以下に、具体的な言い回しを数個上げています。



私達のときは、あらかじめ支店長が同席することを伝えられておらず、シミュレーションが不十分なまま契約まで至ったので、「もう少し値引きをひきだせたのでは。。」と少し後悔をしています。
契約が近づいてきたタイミングで、あらかじめ最終値引きを引きだすイメージをしておくといいでしょう。
⑤ 「住友林業が好き」という熱意を伝える


最後の決め手は、やはり“気持ち”です。
実は支店ごとに値引き予算があり、営業は「誰にその枠を使うか」を判断しています。
「この人に住友林業の家を建ててほしい」と思わせられれば、それだけで交渉は有利になります。
営業も人。真剣に住友林業を選んでくれるお客様にはできる限りの値引きで応えたいと思うもの。
その“熱”が伝わることで、最後の一押しが通りやすくなるのです。
値引きでよくある誤解
ネットやSNSの情報で値引き交渉はNG


ネットやSNSで「値引き◯%してもらえました!」という情報をよく見かけます。
こういった情報をもとに値引き交渉を行っても、基本的には値引きに応じてくれることはありません。
ネットやSNSの情報は「情報の真偽が不明」である点と、「契約時期やその他条件によって値引きは大きく変わる」ためです。
仮にの話ですが、
「(同じ支店で家を立てた)知り合いの〇〇くんはうちと同じ条件で建てた場合、◯◯%の値引きを受けたと聞いています。」
など情報の具体性がある場合は、多少は値引きしてくれる場合もあると思いますが、基本的には通用しないので注意してください。
まとめ|あなたらしい方法で、納得できる値引きを引き出そう
住友林業の値引きには明確なルールがなく、状況・営業・時期によって結果が変わります。
ですが、仕組みを知り、交渉の流れを理解しておけば、誰でも無理なく最大限の値引きを引き出せます。
- 相見積もりを取る(条件を揃える)
- 契約前にオプションを見積りに含める
- 外構もセットで契約する
- 契約当日の流れをシミュレーションしておく
- 「住友林業が好き」という熱意をしっかり伝える
焦らず、誠実に、そして“好きな気持ち”を大切に。
あなたなりの方法で、納得のいく契約を手にしてください。
きっとその先には、値段以上に満足できる住友林業の家が待っています。


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