- 住友林業の標準仕様の床材ってどんな種類のものから選べるの?
- たくさんの種類の中から、自分にあった床材を選ぶ方法を知りたい!
家を建てようと思い、ネットやSNSで情報を集め始めたものの――
情報が多すぎて、「結局どこのハウスメーカーが自分に合っているのか分からない」と感じていませんか?
実際、多くの人がハウスメーカーを選ぶ際に重視するのは
- どんな間取りを提案してくれたか?
- いくらで建てられるのか?
しかし、いざ契約して打ち合わせを進めるうちに、
「想定外のオプションが次々と加わり、気づけば大幅な予算オーバーになっていた」
「実際住んでみると”思ったより寒かったり、設備が安っぽくて使いにくい”といった暮らしやすさへの不満を感じる」
など、契約後にしかわからないような欠点や不満がすこしずつ出てくるものです。
こうした後悔の原因は、主にハウスメーカーの標準仕様を十分に把握できていなかったことにあります。

標準仕様をしっかり理解することで、ハウスメーカーが保証する「暮らしの土台」が見えてきて、「契約後の想定外」をぐっと減らすことができるんです!
本記事ではそんな悩みを解決すべく、住友林業の標準仕様のなかでも、内装のインテリアの印象を大きく左右する、床材について詳しく解説していきます。
ぜひ、最後までお付き合いください!
このブログ(Kenchin HOUSE)では、敷地面積約30坪という限られた土地でも開放感のある家づくりを実現した施主が、その経験をもとに、役立つヒントやアイデアを発信しています!




自邸の写真
結論|選べる樹種や表面加工、塗装方法が豊富!また、樹種によっては標準で無垢床を選択することも可能!
住友林業の床材は樹種(木の品種)や表面塗装がとにかく豊富。
13種類の樹種、4種類の表面加工、3種類の塗装方法から選ぶことができます。
これだけ豊富なラインアップがあるので、「好みの床材が無い…」なんてことも住友林業ならありません。
しかも、他ハウスメーカではオプション扱いの無垢床を標準仕様で採用することができるのが魅力的なんです!
本ブログでは住友林業でお得に家を建てることができる「紹介制度」を受け取ることができます。
詳しくは、以下の記事からチェックしてみてください!
まずは、住友林業の床材の魅力を紹介!
住友林業の床材は他社と比べても引けを取らない、魅力のひとつと言っても過言ではないでしょう。
本記事ではそんな住友林業の床材の魅力の理由を解説します。
魅力1|豊富なラインアップ
1つ目の魅力は樹種、表面加工、塗装方法のラインアップの多さです。
- 樹種は13種類
- 表面加工は4種類
- 塗装方法は3種類
- 無垢板、挽き板、突板から選べる



ただ、人によっては「選択肢が多すぎて決めるのがむずかしい…」となる場合はありますよね。
魅力2|メインフロア限定で「無垢板」または「挽き板」が標準仕様
2つ目の魅力は、メインフロア(「無垢床」または「挽き板」が標準仕様で選択できること。
(サブフロアは「突板」が標準仕様となります。)
※無垢床、挽き板、突板、シートとは?それぞれの違いは?については以下を参照ください。
![]() ![]() 無垢板 | ![]() ![]() 挽き板 | ![]() ![]() 突き板 | ![]() ![]() シート | |
---|---|---|---|---|
質感 ・風合い | 良い かなり | 良い かなり | 良い | 微妙 |
収縮 ・反り | 大きい | する | 少ない | 少ない |
コスト | 高い | まあ高い | 普通 | 安い |
調質性 | かなり 良い | 良い | 普通 | 無い |
メンテナンス | 手間がかかる | 手間がかかる | 普通 | 普通 |
耐水性 ・耐候性 | 弱い | 弱い | 普通 | 強い |
- メインフロア ‥‥ ”リビング”、”玄関”、”それに隣接する廊下”
- サブフロア ‥‥ ”寝室”、”子ども部屋”、”WIC”などのメインフロア以外の床



メインフロア限定とはいえ、標準仕様で「無垢床」を採用できるのは住友林業ならでは!
魅力3|独自の加工方法で細部にまでこだわり
そして、3種類の独自の加工方法により、ワンランク上の高級感がある床材に仕上げてある点も住友林業ならではの大きな魅力です。
①|幅・厚みにもこだわり




住友林業は床材の幅や厚みにもこだわっています。
一般的な床材は幅7.5mm~9mmに対して、住友林業では幅11.4cm、厚み1.5cm(厚みは無垢床の場合)と木材を贅沢に使用しています。
床材に幅をもたせることにより、本来の木目をよりダイレクトに味わうことができ、ワンランク上の上質さを演出しています。
②|「2尺ずらし」で唯一無二の味わい


2尺ずらしの床面


一般的な床面
住友林業では床板同士を縦方向に一定間隔でずらしながら床材を貼る、2尺ずらしを採用しています。
一般的な床面は継ぎ目が規則的で単調な印象になりますが、2尺ずらしは継ぎ目がランダムになるため、木目の不規則性と相まって、床面が唯一無二の美しい表情となります。
③|R溝/エンドマッチ


住友林業の無垢床と挽き板にはR溝が施されています。
R溝とは床材の端部に丸みをつけて溝を掘る加工のことで、とても手間がかかるので一般的な床材には施されていません。
凹凸の少ないフローリングと比べると、R溝の陰影による深みで高級感のある床面となります。
さらに、カドが丸いので足触りが心地よく歩くだけで柔らかい触感を楽しむことができます。


さらに、床材同士をつなぐエンドマッチ加工にもこだわっており、つなぎ目がより美しく見えるようになっています。



床材の細部にまでこだわっているので、見たり触れたりするたびに上質な高級感を感じることができますよ!
表面加工、塗装方法ってどんなものがあるの?
ここまで住友林業の床材の魅力を紹介してきましたが、「樹種はまだしも表面加工、表面塗装はそれぞれがどんなものなのかわからない…」となる人も多いはず。
そこで、以降は表面加工と塗装方法について以下で紹介していきます。
表面加工は4種類|失敗したくないならオーソドックスなフラット仕上げがオススメ!
表面加工①|フラット仕上げ


表面に凹凸の無いフラットな床面です。
凹凸がないことでとても優しい触り心地を味わうことができます。
無駄な光の反射もなく、落ち着いた空間にしたい人におすすめです。
表面加工②|うづくり(浮造り)仕上げ


木目の柔らかな部分を削ぎ落とし年輪を浮き上がらせた床面です。
年輪が浮き上がっていることにより見るだけでなく年輪を触って感じることもできます。
木目が浮き上がり強調されることで、独特な表情を醸し出しますため、木本来の木目の表情をとことん味わいたい人におすすめです。
表面加工③|なぐり仕上げ


なぐり仕上げは手で(なぐって)削ったような波のような凹凸が施された床面です。
職人由来のテクスチャーにより、床面の陰影と躍動感が一層引き立ちます。
また、様々なインテリアとマッチすることで、上質な空間を演出します。
上品で美しくも、独特な風合いを感じたい人におすすめです。
表面加工④|スプーンカット仕上げ


スプーンですくったようなランダムな凹凸が施された床面です。
見た目と触りごこちともに唯一無二で、これまで紹介した普通の表面加工では物足りない人におすすめです。
金額もちょっとお高いため、床面全体にというよりもアクセント用途での使用が多いです。
おすすめはフラット仕上げ
強いこだわりがないなら、個人的には無難にフラット仕上げがオススメ!
触り心地もよく、クセがないので誰にでも好まれる仕上げです。



我が家もフラット仕上げを採用しました!
表面塗装は3種類|おすすめはオイル塗装!
表面塗装は3種類の中から選ぶことができます。
それぞれの表面塗装の特徴は以下の通り。
オイル塗装 | UV塗装 | ウレタン塗装 | |
---|---|---|---|
触り心地 | とても良い | 良くない | 普通 |
耐水性 | 弱い | かなり強い | 強い |
耐傷性 | 弱い | かなり強い | 強い |
経年美 | 良い | 無し | 無し |
メンテナンス 頻度 | 頻繁に必要 | 普通 | 普通 |
|おすすめはオイル塗装
このなかで、個人的におすすめなのがオイル塗装です。






オイル塗装は木にオイルを浸透させることで、表面を保護することができる塗装方法のことです。
オイル塗装では木の表面に塗膜ができないため、木のさらっとした感触はそのままに、見た目のしっとりさが増し、
部屋全体の質感が格段にあがります。
定期的にオイルを塗る必要がありますが、オイルを塗るたびに味わいが深まる、日々の掃除が楽になるなど他にもメリットが多いのでかなりオススメです!



私たちは展示場のオイル塗装の床に一目惚れ、最終的にオイル塗装を採用しました!
床材一覧|選べる床材は40種類!


床材自体は、40種類もありますが、採用する樹種は自分の好みの雰囲気に合わせて選ぶのがオススメ!
そのため、色味の近い床材で大きく7つのグループに分けて紹介していきます。
(明るい雰囲気の順番で紹介していきます。)
- オークホワイトスタイル
- アッシュスタイル
- オークスタイル
- チェリースタイル
- チークスタイル
- ウォルナットスタイル
- オークブラックスタイル
①|オークホワイトスタイル


メインフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
オーク ホワイト | 挽き板 | 150うづくり(UV) |
サブフロア
無し
②|アッシュスタイル


メインフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
アッシュ | 無垢板 | 114フラット(オイル) |
挽き板 | 114フラット(オイル) | |
114フラット(UV) | ||
114うづくり(UV) |
提案仕様(追加金が必要)
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
クルミ | 挽き板 | 114フラット(UV) |
サブフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
アッシュ | 突き板 | GK(UV) |
クルミ |
③|オークスタイル


メインフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
オーク | 無垢板 | 114フラット(オイル) |
90うづくり(UV) | ||
挽き板 | 114フラット(オイル) | |
114フラット(UV) | ||
114うづくり(UV) | ||
150うづくり(UV) | ||
150なぐり(UV) |
提案仕様(追加金が必要)
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
ナラ | 無垢板 | 114フラット(オイル) |
挽き板 | 114フラット(UV) | |
ニレ | 無垢板 | 114フラット(オイル) |
挽き板 | 114フラット(UV) | |
ヤマザクラ | 挽き板 | 114フラット(UV) |
タモ | 挽き板 | 114スプーンカット(オイル) |
サブフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
オーク | 突き板 | GK(UV) |
ナラ | ||
ニレ |
④|チェリースタイル


メインフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
チェリー | 無垢板 | 114フラット(オイル) |
挽き板 | 114フラット(オイル) | |
114フラット(UV) | ||
突き板 | GK(UV) |
サブフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
チェリー | 突き板 | GK(UV) |
⑤|チークスタイル


メインフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
チーク | 無垢板 | 114フラット(オイル) |
挽き板 | 114フラット(オイル) | |
114フラット(UV) | ||
114うづくり(UV) |
サブフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
チーク | 突き板 | GK(UV) |
⑥|ウォルナットスタイル


メインフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
ウォルナット | 無垢板 | 114フラット(オイル) |
挽き板 | 114フラット(オイル) | |
114フラット(UV) | ||
マホガニー | 無垢床 | 114フラット(オイル) |
提案仕様(追加金が必要)
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
マホガニー | 挽き板 | 114フラット(UV) |
サブフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
ウォルナット | 突き板 | GK(UV) |
⑦|オークブラックスタイル


メインフロア
樹種 | 板 | 床種類 |
---|---|---|
オーク ブラック | 無垢板 | 90うづくり(オイル) |
挽き板 | 150うづくり(UV) | |
150なぐり(ウレタン) |
サブフロア
無し
参考|我が家で採用した床材
メインフロア:オーク挽き板 114フラット(オイル)




メインフロアとなる”LDK”と”玄関”は開放的に感じる空間にしたかったので、明るい色の床材でかつ、自分たちの好みのイメージに最もあっていた「オーク材の挽き板」を採用。
表面加工は「フラット仕上げ」塗装は「オイル塗装」としました。



オイル塗装のおかげで、素足で歩くたびにとても幸せな気持ちになれます。
サブフロア:ニレ突板 GK(UV)


サブフロアである、”子ども部屋”と”寝室”にはオーク材に最も色味の近い「ニレ材の突板」を採用。
メインフロアと色味の近い床材を採用することで、床材の色味にも一貫性をもたせ、家全体で統一感のある空間にしています。



オーク材の挽き板に最も色味が近いのは突板の場合は「オーク材」や「ナラ材」ではなく「ニレ材」でした。
今回ご紹介した床材以外にも、我が家では暮らしやすさを高めるための工夫をたくさん取り入れています。
空間を広く見せるアイデア、安全面への配慮など…ひとつひとつにこだわりを詰め込みました。
▼その他の工夫については、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください!
実例紹介|2階
実例紹介|1階
まとめ|床材を選ぶならこの方法!
- 住友林業の床材の魅力は「豊富なラインアップ」「標準仕様で無垢床、挽き板が採用できる」「独自の加工方法」
- 表面加工は「フラット仕上げ」塗装方法は「オイル塗装」がオススメ!
- 樹種は自分にあったインテリアの雰囲気に合わせて選ぶべし!
床材は、空間の印象を大きく左右する超・重要な部分。
だからこそ、「どんな空間で暮らしたいか?」を思い描きながら選ぶのがポイントです。
あなたらしい空間づくりのために、床材選びも楽しんでくださいね!
最後に|住友林業にすこしでも興味がある人に
ここまで住友林業の床材を紹介してきましたが、その魅力を最も味わうことができるのは住友林業の展示場。
展示場の床材を見て触って魅力を感じることもできますし、展示場によってはサンプルなどでさまざまな床材を実際に確認することもできます。



実際に体感すると住友林業の床材がかならず好きになります!
ただし、展示場に行く前にひとつだけ注意点があります。
それは、住友林業の「紹介制度」を必ず活用すること。
この紹介制度を利用すると、特典やさまざまなメリットを受けられるのですが、「展示場に来場する前」や「資料請求する前」にあらかじめ申し込みをしておかないと適用されません。
そのため、かならず「紹介制度の申し込み」をしてから、展示場に来場するようにしてください!
同じ家をたてるなら、少しでもお得に家を建てたいですよね?
以下の記事で住友林業の「オーナー紹介割引」について知り、実際に紹介特典を受け取ることができます。


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